2024.10.11
開催 第25回 養老乃瀧で日本酒を楽しむ会~秋田酒造さんを囲んで~

秋田県の秋田酒造さんをお招きして、第25回「養老乃瀧で日本酒を楽しむ会」を開催しました!
日本各地の名だたる酒造メーカーさんをお招きし、おいしさへのこだわりをお聞きしつつ、自慢の銘柄を養老乃瀧のお料理とペアリングして楽しんでいただく「養老乃瀧で日本酒を楽しむ会」。今回は、9月11日水曜日に行った会の模様をレポートします。
■水にこだわり、
今回お招きしたのは秋田酒造さん。「醸造の町」秋田県秋田市新屋にある、1907年創業の酒蔵さんです。今回は取締役社長の6代目・野本翔さんが来てくださりました。
野本翔社長
野本さんはもともと東京生まれ。学校を出た後はまったく別の仕事をしていましたが、思い立って29歳の時、母方の実家である秋田酒造へ。最初は日本酒にそれほど詳しくなかったので、必死で勉強したそうです。そして8年が経った現在も、社長として活躍を続けています。
「明治時代、新屋に12軒あった酒蔵も、令和の今は秋田酒造のみになってしまいました。そんな中でも私どもは『新屋の醸造技術を残そう』という思いで、お酒造りに取り組んでいます」
湧き水の町として知られる新屋。海岸沿いの砂丘地にあり、現在も町のいたるところに豊富な湧水や井戸が点在しています。もともと中硬水の良質な井戸水で有名ですが、秋田酒造ではさらに水質をよくするため、水質プラントで鉄分やマンガンといった不純物を除去。塩素で殺菌した仕込み水を酒蔵と工場で使用しているそうです。
今回は特命チーム・廣澤が司会を務めました
今回も、まずは乾杯からスタートです!
そんな同社の代表ブランドは「秋田晴」「酔楽天」の2つ。今回は定番「秋田晴」の5銘柄を持参いただきました。秋田晴はすべて秋田県産「吟の精」という、由緒ある酒米を使用しています。
秋田酒造さんについて、詳しくはこちらをごらんください。
■今回持参いただいた銘柄と、ペアリングしたおつまみは?
①純米吟醸 秋田晴
メロンのような香りと芳醇な風味。酒米「吟の精」を秋田県総合食品研究センターが開発した「新酵母AKITA雪国酵母UT-2」で醸造。キレのある甘みとうま味が心地よい味わいを演出
ペアリングしたのは「サーモン刺身」
②大吟醸 秋田晴
酒米「吟の精」を秋田県総合食品研究センターが開発した「新酵母AKITA雪国酵母UT-1」で醸造。華やかな香りとすっきりした味わい
ペアリングしたのは「いかの糸造り」
③純米酒 秋田晴
「吟の精」を和釜・甑(こしき)で蒸し、麴蓋で麹を造り、長期低温発酵など本来の酒造りの方法で醸造。淡麗辛口、軽快で口当たり滑らかな飲み口。キリリとした辛さとキレのよさが特徴
ペアリングしたのは「子持ちシシャモ」
④本醸造 秋田晴五段仕込
通常の散弾仕込みに加え「蒸米四段(酵母の活性が盛んな時期に酒米を加え米のうま味、甘みを十分に引き出す製造法)」「酵素五段(醸造アルコール添加前に、米に酵素を加えて酸化させた液体を加え、甘辛のバランスを整える仕上げ法)」の二工程を増やして醸造
ペアリングしたのは「海老塩焼」
⑤生貯蔵酒 春雪生
「吟の精」を新屋の名水「長寿の泉」で醸造。生貯蔵酒ならではのフレッシュな味わい
ペアリングしたのは「自家製出汁巻玉子」
立食スペースに移動して、二度目の乾杯!
にぎやかに盛り上がります
酒蔵の杜氏さんや社長さんなど、お招きした方々と近くで直接お話できるのがこの会の魅力
参加者同士のつながりもどんどん生まれます
日本酒談議で盛り上がり中
恒例のプレゼントコーナー
恒例の記念撮影。今回も最後に、みんなでハイ!チーズ
■「養老乃瀧で日本酒を楽しむ会」今後の予定
養老乃瀧ではさまざまな酒造メーカーさんをお招きし、日本酒のおいしさの秘密に迫るイベント『養老乃瀧で日本酒を楽しむ会』を定期開催しています。
2024年の予定は以下の通り。いよいよ今年残り2回です!
【養老乃瀧で日本酒を楽しむ会 今後の予定】
10月09日(水) 皇国晴酒造(富山)幻の瀧
11月13日(水) 白瀧酒造(新潟県)上善如水
〇時間:18時開場・18時30分スタート(20時終了)
〇場所:東京都豊島区西池袋1-10-15 4F YRイベントホール
〇参加費:4,000円(税込)
※代金には、試飲とペアリングするお料理の試食代が含まれます。
〇定員:30名
〇申込URL:https://form.run/@yoro-nihonsyu
お問合せ:070-6407-4663 養老乃瀧イベント事務局